パトカーでクラウンの次に多い車種はレガシィだった
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「パトカーといえばクラウン」というのはいまや常識。それほどパトカーとして採用されているトヨタ・クラウンの台数は圧倒的です。それではパトカーに採用される車種で2番目に多いのは何なのでしょう。白黒パトカーのなかでもっとも見かける機会が多い無線警ら車について調べてみました。

パトカーでクラウンが多い無線警ら車

数ある白黒パトカーのなかで主力となっているのが、2~2.5Lクラスのエンジンを搭載する「無線警ら車」です。パトロールのために街中を走り回り、事件・事故が発生すると現場に駆けつけ、さらには交通違反も取り締まるなど、その任務は多岐にわたります。現在、無線警ら車のパトカーはほとんどがクラウンです。

無線警ら車の外観で特徴があるのは天井部分。ルーフ上に白いボックスがあり、その上に赤色回転灯が取り付けられています。路上に停車する機会が多い無線警ら車は、周囲に注意を促すため赤色回転灯が昇降式になっていて、白いボックスにはその昇降機が収納されているのです。

この無線警ら車は、その多くが警察庁の予算で定期的に一括購入されています。足りない分を各都道府県警の負担で購入するケースもありますが、今回は警察庁が一括購入した分について、採用車種を2009年から2018年まで10年分チェックしてみました。

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パトカーでクラウンの次はレガシィ

パトカーで無線警ら車への採用台数で1位の車種は予想通り、ダントツで「トヨタ・クラウン」です。2009~2018年でクラウンを採用しなかった年は、パトカーの購入自体がなかった2010年を除くと2013年のみ。合計台数は4,484台です。

そして、第2位は「スバル・レガシィ」の677台。じつは、警察庁がパパトカーにクラウンを買わなかった2013年に購入したのがレガシィでした。

1位のクラウンと2位のレガシィで、警察庁購入分の無線警ら車のパトカーの99.5%になります。ちなみに3位は、2017年に15台採用された「日産・セレナ」です。無線警ら車(ワゴン型4WD)という名目で購入されていて、神奈川県警などに配備されています。

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