北海道・東北・関東に加え、信越地方まで幅広いエリアの高速道路を管理するNEXCO東日本は、Webサイト「ドラぷら」でさまざまな高速道路の情報を提供しています。その情報をスマホから簡単に見ることができる「ドラぷらアプリ」が配信中。料金検索など全国対応の機能も揃ってて、高速ユーザーならぜひインストールしておきたいところです。
ドラぷらアプリの検索は全国路線対応
NEXCO東日本が配信中のアプリ「ドラぷらアプリ」は、同社のドライバー向けWebサイト「ドラぷら」の機能がスマホからも簡単に利用できるもの。iOS向けはApp Storeから、Android向けはPlayストアからそれぞれ無料でダウンロードできます。
アプリをインストールして起動すると、まず現在地の地図が表示され、画面左上のメニューボタンをタップすると「料金・経路検索」「渋滞予測」といったメニューが現れます。「料金・経路検索」については、Webサイト同様にNEXCO東日本以外も含む全国の高速道路路線に対応しています。
ドラぷらアプリの料金の検索方法は、路線名を選んだうえでIC一覧を使い指定する方法と、IC名を直接入力する方法の2種類に対応。高速道路の経路については、Webサイトと同じく3路線を選んで表示する仕組みになっています。
ドラぷらアプリでライブカメラ映像
また、Webサイトで提供中の「渋滞予報士」による渋滞予測をアプリ上から確認可能なほか、同社が運営する別サイト「ドライブトラフィック(ドラとら)」の機能とも連動。リアルタイムの渋滞情報や工事規制情報も表示できます。
さらに「ドラとら」にあるマイルート機能を利用し、よく利用する路線を最大5つまで登録することにより、ルート上の渋滞予想を事前に確認できます。また、冬季限定の機能として、高速道路上の各IC・SA・PAに設置されたライブカメラの映像も提供中で、路面の積雪状況も分かる仕組みです。
このように、ドラぷらアプリには高速道路利用で便利なさまざまな機能が盛り込まれていますが、せっかくゼンリン提供の地図を活用しながら、ナビゲーション機能が付いていないのが惜しいところ。また、リアルタイムでの読み上げ機能は事故が多い地点を知らせる「高速道路ヒヤリ通知」に限られます。
そこで、実際の運転中に使うのではなく、高速道路の利用前やSA・PAでの休憩中に高速道路情報を得るために活用したいアプリといえます。また、通行料金検索と工事・規制情報に関してはオフィシャルな情報が提供されているため、カーナビと併用するためにインストールしておくことをお勧めします。
