モバイルSuicaにチャージできない時間がある?
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数ある交通系ICカードのなかでも、スマホから利用できる「モバイルSuica」は、鉄道・バスが走らない場所でもクレジットカードから自由にチャージできることから、一度その便利さを味わうと手放せなくなります。しかし、モバイルSuicaにも盲点があり、毎日決まったチャージできない時間があるのです。

モバイルSuicaチャージできない時間

モバイルSuicaをはじめとするスマホ内蔵型のSuicaは、カード式Suicaと異なり自動券売機などがない場所でもクレジットカード決済でチャージできるのが利点です。例えば、周りに店などがない自動販売機でチャージ金額の不足に気づいた場合も、携帯電話回線がつながれば、その場で不足分をチャージして購入できます。

とはいえ、クレジット決済を利用したモバイルSuicaにはチャージできな時間があります。毎日2~4時の間はシステムメンテナンスのために、モバイルSuicaにチャージできない時間なのです。

さらに、毎週第4水曜日にはこのシステムメンテナンス時間が拡大し、1~4時の3時間がモバイルSuicaにチャージできない時間となります。なお、Apple PayのSuicaなど、他のスマホ内蔵型Suicaについてもサービス休止時間は同じです。

JR各社が運行する定期夜行列車は寝台特急のサンライズ出雲・瀬戸のみで、2~4時にSuicaで乗車可能な夜行列車は存在しません。このため、鉄道利用に限れば、2~4時がクレジット決済でモバイルSuicaにチャージできない時間でも問題ないとはいえます。

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モバイルSuicaチャージできない対処

しかし、いまやSuicaは鉄道・バスへの乗車に限らず、さまざまな店舗でも利用可能で、24時間営業のコンビニやスーパー・ファミリーレストランなど2~4時にSuicaが利用できる場所も数多くあります。こうした店舗で深夜にモバイルSuicaにチャージできない時間に残高不足となった場合、どのように対応すればよいのでしょう。

実は、2~4時にモバイルSuicaのチャージが行えないのはクレジットカード決済に限られ、現金チャージについては24時間対応なのです。そこで、現金でSuicaチャージが行えるコンビニやスーパーであれば、レジの係員に現金を渡しモバイルSuicaへチャージすれば、問題なくショッピングを続けられます。

一方、24時間営業のガソリンスタンドやカプセルホテルなど、現金でのSuicaチャージに対応していない店舗については、残高不足のモバイルSuicaは利用できません。この場合、モバイルSuicaの利用はあきらめ、現金やクレジットカードなど他の決済手段を利用するしかないでしょう。

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