スマホの便利機能やアプリを使えば、交通系ICカードから行動履歴を抜き出すことが可能です。SuicaやPASMOの履歴を抜き出すには「Suica履歴アプリ」を用意すればOKです。Suica履歴アプリでは、どんなデータが抜き出せるのでしょうか。なお、交通系ICカードの情報を読み取るには、Felica対応のスマホが必要です。
Suica履歴アプリで行動がバレバレ
SuicaやPASMOなどの交通系ICカードは、これまで読み取り機とソフトがないと使用履歴を読み取ることはできませんでした。それが今や、Felica対応のスマホにICカードリーダーアプリがあれば手軽に読み取れるようになっています。
「iTrain Reader」はSuicaやPASMOの利用履歴を表示するアプリ。Google Playで入手できる無料アプリです。表示できるのは日付と鉄道の履歴のみですが、アリバイを確認するには十分な材料になるでしょう。
何のゆかりもない駅に定期的に下車しているようなら、明らかに何か秘密があるはず。平日に、舞浜駅で降りた記録があれば、デートのために夢の国に行っていたことがバレバレというわけです。
Suica履歴アプリは交通費精算が目的
SuicaやPASMOの履歴を表示する方法は、Felica対応のスマホにアプリをインストールして起動。SuicaやPASMOにタッチすると、利用した駅・路線・日時といった履歴が抜き出されます。
ワンタッチで履歴が丸見えになりますが、表示可能な履歴は最大20件までなので、まめにチェックしておきたいところ。送信機能を使えば、抜き出した利用履歴をCSV形式で保存してメールで送ることも可能です。
iTrain Readerはそもそもは交通費精算を目的として制作されたアプリ。このため、表示されるのは出金履歴のみで、チャージによる入金などは残高に加算されて表示される仕組みです。