警察の隠語「330」を職質で聞いたら要注意?
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警察の隠語はもともと、傍受可能だった警察無線で捜査情報などが外部に漏れないように、意味をわかりにくくする必要から生まれたもの。職質(職務質問)の際に警察無線で行われる照会でも、対象者には分からないように警察の隠語として数字の警察無線コードが使われます。警察の隠語で「330」は何を意味するのでしょうか。

## 警察の隠語で330が使われる意味とは

警察無線の通話コードが由来の警察の隠語もあります。警察官のことを「サツカン」「300」と呼ぶことがありますが、被害者は「マルガイ」「330」などと呼ばれるため、職質で使われることもあるようです。

ちなみに、大阪府警では、職質などで精神病の疑いがある人を「頭の330」と呼ぶこともあるとか。「頭の被害者」という意味で使われているというので、職質時の「330」には注意したいところでしょう。

なお、職質の警察無線用語では精神異常者のことを「マルセイ」「マル精」と呼ぶこともあります。職質の警察無線用語でマルセイなどが使われたら、少し落ち着いて対応した方がよいでしょう。

## 警察の隠語でも刑事が使うものは独特

また、警察の仲間意識を高めるためにも隠語は使われます。そんな警察の隠語でも、刑事が使うものはとくに独特。微妙なニュアンスで使い分ける警察の隠語があるのでした。

刑事ドラマでは出てくるものの、実際には使われていない警察の隠語の代表格が「ガイシャ」です。被害者は「マルガイ」で、「マルヒ」が被疑者、「マルモク」が目撃者。これらは警察無線から派生した警察用語になります。

刑事の中でも捜査四課のマル暴刑事が使う警察の隠語は少し特殊かもしれません。例えば、ヤクザを表す隠語だけでも「看板背負っている」「スミ背負っている」「ゲソつけてる」「スジモン」などさまざまです。

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