「recALL」でパソコン内のパスワードを抽出する
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テレワークの普及で家のパソコンを買い替える人が増えています。そんなパソコンの買い替え時に忘れがちなのが、Wi-FiルータのSSIDとパスワードや、各種ソフトのライセンスキーです。そんな忘れがちなパソコンのパスワード管理に役立つソフトを紹介しましょう。パソコン内に保存されたあらゆるパスワードを根こそぎ抽出してくれます。

「recALL」でパソコン内をスキャン

インストールされているソフトの、ライセンスキーを確認したい場合は「recALL」を活用しましょう。パソコン内をスキャンして、ライセンスキーやパスワードをまとめて書き出せます。

「recALL」の使い方は、ソフトをダウンロードしたら、「管理者として実行」をクリック。回復モードの選択になるので、「自動回復」を選びます。

すると、PC内のスキャンがスタート。終了するまでしばらく待ちます。スキャンが終わったら、CSVなど出力形式を選んでファイルを保存。出力したファイルを開くと、ライセンスキーが確認できるのです。

このほか、ZIPファイルに施されているパスワードは、総当たり方式で解析するのが定番です。ここでは、「Free ZIP Password Recovery」の使い方を解説しましょう。

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PDFのパスワードを解析できるツール

パスワードで保護されたZIPファイルを指定して、解析条件を選択したら「Start」をクリック。数字数ケタ程度のシンプルなパスワードなら、それほど時間がかからず解析できるでしょう。

なお、Pro版のAcrobat Readerでは、PDFにパスワードをかけられます。セキュリティ意識の高い企業では、社内外問わずPDFの書類をパスワードで保護してから送信するのですが、その場合、パスワードは別メールで送られるのが一般的です。

ゆえに、サーバトラブルなどでいつまで経ってもパスワードが届かないケースも…。そこで役立つのが「PDFCrack」です。コマンドプロンプトでパスワードを解析できます。

具体的な操作方法は、コマンドラインを開いて「~pdfcrack.exe ~.pdf」というように、PDFCrackとPDFファイルの場所を指定。これだけで解析が始まり、結果が表示されます。

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