覆面パトカーのスピード違反取り締まりを見抜く方法
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スピード取り締まりを得意とする交通機動隊の覆面パトカーは、トヨタ・クラウンが主力モデル。最近では210系クラウンも出没するようになりました。ただし、走行中の覆面パトカーは一般車と見分けることはほぼ不可能です。そこで、覆面パトカーのスピード取り締まりを見抜く方法を紹介しましょう。

覆面パトカーは追尾式スピード取締り

覆面パトカーによるスピード違反の取り締まりには、決まったパターンがあります。基本的に、覆面パトカーのスピード取り締まりは「追尾式」。後方から勢いよく飛ばしてくる違反車にいかに効率的に巡り合って、いかに気づかないように背後に迫れるかがポイントです。

覆面パトカーのスピード違反の取り締まりを見抜ける場所の1つに、本線を見通せるパーキングエリアの出口付近があります。高速道路だけでなく、スピードが出やすい幹線道路の脇道も覆面パトカーが潜んでいる場所です。

ここで覆面パトカーは目視やエンジン音などでスピード違反を判別。タイミングを合わせて発進して、あっという間に追走します。210系クラウンは排気量3,500ccとハイパワーです。

覆面パトカーのスピード違反の取り締まりを見抜ける場所には、第1通行帯を走る大型トラックの前もあります。覆面パトカーが一般車を装って、息を殺して違反車が後方から飛ばして来るのを待っているのです。

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スピード違反の取り締まりに6~7秒

スピード違反の車が追い越し車線を飛ばしていっても、覆面パトカーはすぐに車線変更しません。覆面パトカーは第1通行帯を走りながら、スピード違反車との距離を詰めていきます。というのも、違反車は真後ろから追い上げてくる、自分より速いクルマには敏感だからです。

違反車を追尾距離に捕らえた覆面パトカーは、ようやく追い越し車線に入ります。そして、タイミングを見計らって真後ろに付いて、追尾式のスピード違反の測定を開始するのです。

追尾式のスピード違反の取り締まりでは、違反車は130km/hや140km/hを出しています。これは毎秒35m以上進む計算。200mの追尾も6~7秒もあれば測定が終了するのでした。

スピード測定後は、覆面パトカーは反転式の赤色灯を点灯させてパッシング。リアウィンドウに設置されている電光掲示板のパトサインで指示を出して、サービスエリアやバス停などに違反車を誘導するというわけです。

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