ETC平日朝夕割引は週1~2回のクルマ通勤に最適
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新型コロナウイルス感染が再流行するなか「東京からちょっと離れて週1回程度の通勤。残りは在宅ワーク」といった働き方が注目されています。こうしたクルマ通勤の高速利用には「平日朝夕割引」というETC割引が存在。はたして、どこの都市がETC平日朝夕割引をフル活用できるのでしょう。

ETC平日朝夕割引をクルマ通勤に活用する

高崎市・宇都宮市・水戸市といえば、それぞれ群馬県・栃木県・茨城県で人口最大の都市です。地域の中心都市であるため、百貨店やショッピングモールなどさまざまな店舗が揃うほか、東京都心に比べて自動車移動に便利な街です。

三市とも東京都心から約100kmの場所に位置するため、毎日都心へクルマ通勤するのはちょっと厳しいでしょう。しかし、在宅ワークが中心で週1~2回出社するのであれば十分に住みやすいはず。また、駅前という条件を外せば月10万円前後の一戸建て賃貸物件を探すことも可能です。

平日週1~2回のクルマ通勤であれば、ETCマイレージ会員になることでETC平日朝夕割引が適用になります。これは、NEXCO3社路線を6~9時・17~20時までに走行すると、毎月の利用回数に応じて最大100km分まで、翌月に通行料金として還元されるというETC割引です。

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ETC平日朝夕割引対象外の大都市近郊区間

ETC平日朝夕割引の割引率は月5~9回の利用で30%、月10回以上で50%と高いものですが、高崎・宇都宮・水戸からの通勤にはひとつ問題があります。というのも、東京都心に近い区間がETC平日朝夕割引の対象外になる「大都市近郊区間」に設定されているためです。

大都市近郊区間となるのは、高崎からの場合は東松山IC以南、宇都宮は加須IC以南、水戸は成田IC以南。ETC割引率を最大の50%として三市の中心部から首都高・銀座ランプまでの高速料金を計算すると、高崎玉川スマートICから3270円、鹿沼ICから2900円、水戸南ICから2730円で、水戸からが一番割安です。

ただし、東京都心へ自家用車で通勤する場合「駐車料金が高い」という都心ならではの事情があります。仮に都心のコインパーキングへ10時間駐車すると、場所によっては料金が6000円を超えることも…。

東京都心へ自家用車通勤をする際は、無料か格安の駐車場の確保が第一。それが可能であれば、水戸からETC平日朝夕割引を利用してクルマ通勤するのが得策かもしれません。

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