青切符にサイン拒否したその後は不起訴率が高い？

一時停止違反などで身に覚えがない交通違反の切符を切られたとき、サイン拒否したらどうなるのでしょうか？　そもそも納得がいかない交通違反の切符はサイン拒否が可能。裁判所などで身の潔白を主張していくことになります。ただし、サイン拒否をしたその後の流れは、青切符か赤切符かで異なるのです。

青切符のサイン拒否のその後は交通裁判所

警察に違反切符を切られたとき「サインしないと裁判で面倒なことになるよ」などとパトカー内で強要されることもあるとか。身に覚えのない交通違反の切符を切られたときの正しい対処法は知っていて損はありません。

サイン拒否をしたあとの流れは、交通違反が青切符か赤切符かで違っています。サイン拒否で否認すればその後は不起訴率が高いといわれるのが青切符。サインをすると当然、違反を認めたことになり、そのまま反則金の仮納付書を渡されます。

ここで交通違反の青切符に不服ならサインを拒否することは可能です。とはいえ、意志を固くして挑まなければなりません。青切符のサイン拒否のその後は、交通裁判所にて潔白を主張して行くことになります。

赤切符は、基本的に一発で免許停止処分になる交通違反。もちろん、身に覚えがなければ赤キップもサイン拒否は可能です。その後の流れとしては、まず検察庁への出頭要請が来ることになります。

ここで略式裁判に応じるようにいわれても、正式裁判に持ち込む意志を伝えること。すると、そのまま帰されて後日の呼び出しを示唆されるといいます。そのまま半年以上、出頭要請が来なければ不起訴の可能性もあるのです。

違反切符にサインすることは交通違反を認めたことを意味します。納得がいかないならサインは拒否してもかまいません。もちろん、交通違反をしたと認識しているときは、素直に取り締まりに従いましょう。