お盆に家族でお墓の前で写真を撮る…というとき、ふとお墓で写真を撮ると心霊写真にならないか気になる人も多いはず。じつは、お墓で写真を撮るとしても、ご先祖さまが写り込んでしまう心配はありません。というのも、お墓には幽霊は存在しないからです。お墓で写真を撮ると心霊写真になることがない理由を見ていきましょう。
お墓で写真が心霊写真にならない理由
お墓で写真は撮る行為はよいものでしょうか? じつはこれ、お墓の写真撮影はOKなのです。お墓で写真を撮るというと、心霊写真など幽霊が写りこんでしまわないか心配なところですが、心配は無用です。お墓には幽霊は存在しません。
というのも、お墓には供養された仏しかいないからです。供養されていない霊がいれば、ひょっとすると幽霊として出てしまうかもしれないでしょう。しかし、お墓はキチンと供養が済んでいるのです。
また、お墓は一家のシンボルでもあります。そのお墓で写真を撮ることは、一家の思い出としては非常によいシチュエーションといえるでしょう。
お墓で写真を撮るより大事なマナー
お墓で写真を撮るのはよいとして、お墓参りで手を合わせるのが家族一緒ではいけません。1人ずつ順番に、手を合わせるのがお墓参りのマナーです。
お墓参りのそもそもの考え方というのは、亡くなった人に報告や日ごろの気持ちを伝えに行くというものです。
そう考えると、みんなでワーッと話してしまうと、ご先祖さまにとっては「みんないろいろ言ってよくわからない」という状態になってしまうということ。一対一でご先祖さまに感謝の気持ちを伝えるのが、正しいお墓参りの方法なのでした。