ETC平日朝夕割引とは?登録方法と回数カウント
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コロナ禍でテレワークが一般的になったとはいえ、会社にまたく出社しないわけにはいきません。なかには。どうしても何十kmの距離を通勤しなくてはいけない人もるでしょう。そんな時に活用したいのが、電車でなくクルマ。平日の朝と夕方の高速料金が最大半額まで割引になる「ETC平日朝夕割引」というサービスがあります。

ETC平日朝夕割引は月10回以上で50%オフ

「ETC平日朝夕割引」は、高速道路を6~9時・17~20時に走行した場合、最大100km分まで毎月の利用回数に応じ、翌月20日に通行料金として還元されます。NEXCO3社と本四高速が実施しているものです。

ETC平日朝夕割引の利用回数は毎日朝と夕方それぞれ1回までをカウントし、1日最大2回です。還元率は月6~9回利用で30%、10回以上では50%。還元された通行料金で走行した分も割引対象となるため「還元率=割引率」となります。なお、NEXCO3社はETC平日朝夕割引をまとめて回数計算しますが、本四高速は別計算です。

ただし、東京・大阪周辺の大都市近郊区間と東京湾アクアライン・関門トンネル・沖縄道はETC平日朝夕割引の対象外。大都市近郊区間とそれ以外の区間(普通区間)を連続走行する場合、普通区間のみが対象です。例えば、本庄児玉IC~所沢ICでは本庄児玉IC~東松山ICまでがETC平日朝夕割引の割引対象となります。

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ETC平日朝夕割引は事前の会員登録が必要

ETC平日朝夕割引には注意点が2つあります。1つは、ETCマイレージへの会員登録が必要なこと。登録自体は無料で、その際ETCカード番号とETC車載器をセットアップしたときの「車載器管理番号」「ナンバープレート情報」「車検証上の自動車使用者」の3点セットが必要です。

もう1つは、ETC平日朝夕割引は6~9時・17~20時に自動車が対象路線内にいること。ETC平日朝夕割引の時間判定については、大都市近郊区間走行分も含まれる仕組みです。例えば、所沢ICを8時30分に乗って本庄児玉ICを9時15分に降りたケースでも、東松山IC~本庄児玉ICはETC平日朝夕割引の対象です。

ただし、ETC平日朝夕割引の時間判定について例外が1つあり、それが東京外環道です。例えば、草加ICを8時50分に出発し大泉JCTを9時10分に通過、10時に本庄児玉ICで降りるといった走行では、東京外環道を走行した時間帯だけがETC平日朝夕割対象。ETC平日朝夕割は東松山IC~本庄児玉ICへは適用外となるのです。

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