覆面パトカーによるスピード取り締まりパターン
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スピード取り締まりに活躍する覆面パトカーは、「クラウンを見たら面パトを疑え」といわれるくらいトヨタ・クラウンのシェアが圧倒的です。とはいえ、すべてのクラウンを覆面パトカーと疑ってかかるのは大変。そこで、覆面パトカーならではのスピード違反の取り締まりパターンを知っておくことが重要になります。

覆面パトカーが待ち伏せするポイント

覆面パトカーに限らず、追尾式のスピード違反取り締まりは違反車両へ後方から追い付き、一定区間等距離を保つことで、違反車両のスピードを測るという方法で行われます。このため、覆面パトカーが追尾式でスピード違反で取り締まるには、自身のうしろからスピード違反でブチ抜いていく自動車を見つけるのがセオリーになっています。

覆面パトカーが追尾式のスピード違反取り締まりで得意とするパターンのひとつが、本線脇に停車して違反車両を探す「待ち伏せ」です。この場合、高速道路のSA・PA出口付近、オーバーパス直後の側道など、本線を走行する車両が見渡せて、すぐに発進できるような場所が選ばれます。

また、複数車線がある道路の場合、第一通行帯と呼ばれる一番左側の車線で大型トラックの直前を走行して待ち伏せ。追い越し車線で後方から追い抜いていく違反車両を狙うといったパターンもあります。この場合、後方からは大型トラックに覆面パトカーが隠れる、いわゆる死角に入っているため発見が難しくなるのです。

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覆面パトカーは左側から距離を詰める

スピード違反車を発見した覆面パトカーは、猛スピードで加速して違反車へ追い付こうとしますが、この際に追い越し車線をフル加速で追走するといったことはあまりしません。というのも、直後から追いかけた場合ドライバーが追尾に気づきやすく、スピードを緩められてしまうためです。

そこで、覆面パトカーが狙った違反車を追尾する際は、なるべく違反車より左側車線を走行しつつ距離を詰めていきます。違反車と同じ車線に入るのは、等間隔で走行できスピード測定が可能になった最終段階。200m追尾をする場合でも高速道路であれば6~7秒で測定が終了します。

覆面パトカーに追尾されていることに気づいた時点で減速しても手遅れになるケースがほとんどなのは、こうしたさまざまなテクニックを駆使していることが理由です。制限速度を守って、安全運転を心がけましょう。

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