ETCのポイント還元率が高いプラチナカードとは
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高速道路を走るのに、いまやETCは欠かせません。ETCを利用するのに必要なETCカードは、クレジットカードと紐付けて発行するのが基本で、高速料金はクレジットカード払いとなり、多くのカードではポイント還元対象になります。ところが、ETC利用分のポイント還元率はカードにより違い、なかには3%と高い還元率のカードもあるのです。

ETCがポイント対象外になるクレカ

多くのクレジットカードでは、カード決済に紐付けるETCカードも発行できます。一部のカードでは、ETCカードを作成すると初回手数料が必要、あるはETCカードに年会費が必要といったケースがあるものの、大半のカードはETCカード発行・利用手数料は無料です。

それでは、ETCカード発行・利用手数料が無料のカードであればどれを選んでもおトク度は変わらないのでしょうか? 実は、カードのポイント還元面でETCカードを作るのに向いたカードとそうでないカードがあるのです。

まずおトク度の面でETCカード発行を避けた方がいいのが、ETC利用がポイント還元対象外となるクレジットカード。その代表的なものがライフカード発行の全カードで、ETCカード発行には不向きといえるでしょう。

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ETC利用分がポイントアップで+2%

ライフカードとは逆に、ETC利用分についてポイントアップがあるカードも何種類か存在。代表的なものが、NEXCO3社や首都高速・阪神高速との提携カードですが、実はそれを上回る高い還元率3%を受けられるクレジットカードがあり、それは「三井住友カードプラチナプリファード」(プラチナプリファード)です。

三井住友カードが発行するプラチナプリファードは、「ポイント特化型」をセールスポイントとするプラチナカード。プラチナプリファードの年会費3万3000円と三井住友カードプラチナの5万5000円安いものの、利用可能な空港ラウンジは国内のみで、レストラン優待などの特典は受けられません。

代わりに、プラチナプリファードでは「プリファードストア」と呼ばれる特約店でのショッピングについて、通常の100円1ポイント加えボーナスポイントを受け取れる仕組みを採用。プリファードストアのひとつにETCがあり、高速道路でのETC利用分について2%のボーナスポイントが追加されるのです。

ETCポイントアップは都市高速利用も

プラチナプリファードでETC利用分がポイントアップにならないのは、千葉県道路公社・京都府道路公社・大阪府道路公社・兵庫県道路公社・長崎県道路公社の各路線のみ。NEXCO3社や首都高速・阪神高速をはじめとするほとんどの高速道路で、2%のポイントアップが受けられます。

しかし、ETC利用のみでプラチナプリファードの年会費分の元を取るためには、年175万円以上の利用が必要。個人タクシードライバーなど特殊な職業でなければ、年175万円も高速道路を利用することは考えにくく、仮にそうした職業であれば通行料金自体が割引となるETCコーポレートカードを利用した方がおトクです。

ただし、プリファードストアにはETCだけでなく旅行予約サイト「エクスペディア」で+9%、ふるさと納税サイト「さとふる」で+6%などさまざまなショップ等をラインナップしています。こうしたショップとETC利用を組み合わせ、効率よくポイントを貯めるのがプラチナプリファードをおトクに活用する秘訣といえるでしょう。

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