白バイ隊員は取り締まり中も拳銃を装着している?
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白黒パトカーや覆面パトカーを使って、主に幹線道路での取り締まりを行っているのが「交通機動隊」です。そして、交通機動隊を希望する警察官たちの憧れの存在が「白バイ隊員」。日々の練習で磨いた高度なテクニックで違反車を追いかける白バイ隊員は、まさに交通違反の取り締まりの主役といえるでしょう。

白バイ隊員は取り締まり中も拳銃を装着

白バイ隊員はおもに、各都道府県警察の「交通機動隊」「高速道路交通警察隊」に所属。普通の警察官とは異なる色と形状の制服を着用しています。これは「交通乗車服」と呼ばれ、1990年から全国統一のデザインです。

白バイ隊員の制服には夏服・冬服に加え、防寒服と盛夏服の4種類が存在します。基本的には、空色のライダージャケットと、サスペンダーで吊るハイウエストのズボンを着用するのが基本スタイルです。

白バイ隊員といえども拳銃や手錠、警棒などの携行品は制服警察官と同じ。ただし、制服警察官は黒い帯革に拳銃・警棒・手錠を吊り下げて腰に装着していますが、白バイ隊員は色が違っています。

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白バイ隊員は取り締まり中も拳銃は右腰

白バイ隊員の帯革や拳銃ケース、手錠ケース、警棒ケースは白色で統一されていることがほとんど。警棒は左腰、拳銃は右腰と装着品の位置も基本的には交番の警察官と変わりません。場合によっては、拳銃ケース類は取り外すことが認められています。

そんな白バイ隊員になるには交番勤務を数年経験した後、所属長の推薦を受けて「白バイ専科」に入校。そこで専門の訓練を受け、交通機動隊に配置されるという難関を突破する必要があります。

しかも白バイ隊員になったあとも、テクニック向上のために月に数回の定期訓練が課されるのです。さらには「全国白バイ安全運転技術大会」が開かれ、腕前を披露しなければなりません。

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