盗聴器がコンセント付近に仕掛けられる理由とは
スポンサーリンク

盗聴器が発見される場所で最も多いのは、実はラブホテルなどではなく一般家庭。しかも、年間数万台が流通しているといわれる盗聴器のうち、発見されているのはわずか数%ほどです。そして、一般家庭で盗聴器がよく仕掛けられる場所がコンセント付近。なぜ盗聴器がコンセント付近に仕掛けられるかを見ていきましょう。

盗聴器をコンセントに挿すだけと簡単

盗聴器がコンセント付近に仕掛けられる最大の理由は、電源タップ型の盗聴器の存在です。電源タップ型の盗聴器はコンセントに差し込むだけで、配線作業などなしで盗聴器として機能します。

見た目は電源タップそのものであるため、一度コンセント付近にセットされてしまうと発見するのは困難を極めます。しかも、電源もとれるため、半永久的に室内の音声を電波で流し続ける可能性があるのです。

盗聴器を発見する方法は、仕掛ける人間の心理から読み解くことがポイント。家に侵入して短い時間でセットするとしたら、やはり電源タップ型の盗聴器をコンセントに挿すのが簡単です。仕掛けられやすくて見つかりにくい位置にあるコンセントが狙われます。

スポンサーリンク

盗聴器をリビングのコンセントで発見

室内で盗聴器が発見される場所で最も多いのがリビングのコンセント。次いで寝室のコンセントと続きます。リビングのコンセントに盗聴器を仕掛けるのは、最も人が集まりやすい場所で情報を収集することが目的。寝室は愉快犯のケースが多いようです。

そして、盗聴器を発見する最も簡単な方法が、家の中にある電源タップをすべてコンセントからいったん外して集めてみること。見覚えのない電源タップが見つかったら重点的にチェックします。

電源タップ型の盗聴器を見分けるポイントは「A」や「B」などと書かれたシールです。盗聴器が使用する電波はUHF帯の3波。A~Cの3チャンネルを使用しています。盗聴器にはそのチャンネルを示すシールが貼られているケースが多いのです。

なお、電源タップ型の盗聴器といっても、三つ又タイプとは限りません。なかには、テーブルタップ型の盗聴器をコンセントに挿しているケースもあるので注意しましょう。

スポンサーリンク