ETC利用「イオン E-NEXCO pass」がおトクな理由
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NEXCO3社は、高速道路利用がおトクになる提携カードを発行していますが、なかでもユニークなのがNEXCO東日本とイオンカードの提携カード「イオン E-NEXCO pass」です。イオン E-NEXCO passが他の提携カードと違うのは、ポイント還元を多く受けられるのではなく、ポイントをETCで利用するとおトクになるという点にあります。

イオン E-NEXCO passで無料ETCカード

イオン E-NEXCO passには、NEXCO東日本との提携カードながら、ETCで高速道路を走行した際のポイントアップがありません。イオン E-NEXCO passから発行したETCカード(発行手数料無料)で貯まるWAONポイントは200円につき1ポイントで、他のショッピングと同じ還元率の0.5%です。

しかし、イオン E-NEXCO passの大きなメリットは、ポイントを貯める時点ではなくポイントを使う際に発揮されます。というのも、イオン E-NEXCO pass会員限定で、貯まったWAON POINTをE-NEXCOポイントへ交換できるサービスがあり、交換率はWAONポイント1000ポイント=E-NEXCOポイント1200ポイントです。

E-NEXCOポイントは、1000ポイント以上500ポイント単位で1ポイント1円でETC通行料金用に交換できます。交換したETC通行料金分は、毎月のカード決済にETC利用がある場合に優先的使われる仕組みで、NEXCO3社のほか本四高速や首都高速・阪神高速などの通行料金も対象となります。

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イオン E-NEXCO passで貯めてETC利用

つまり、イオン E-NEXCO passで貯めたWAONポイントは、ETC通行料金分に交換することで、ポイントアップと同じ効果があるのです。さらに、イオン E-NEXCO passにはイオンカード共通特典として、イオングループ各店舗での利用についてWAONポイントが2倍の200円2ポイントになるサービスがあります。

このイオングループ共通特典とE-NEXCOポイントへの交換を組みあわせると、ポイント還元率は実質1.2%と高いものになるのです。例えば、イオンで10万円分のショッピングを行い、貯まったWAONポイント1000ポイントをE-NEXCOポイント→ETC通行料金分と交換すれば、1200円分として還元されることになります。

WAONポイント→E-NEXCOポイント→ETC通行料金という2段階の交換は、いずれも手作業で行う必要があるため、手続きは複雑になります。とはいえ、イオングループの店舗はNEXCO東日本の沿道に限らず全国各地に存在するため、NEXCO中日本・西日本のエリアに住む人でもイオン E-NEXCO passをおトクに活用できるのです。

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