
いちいち覚えるのが面倒だからと、ログインに利用しているパスワードを使い回している人は多いでしょう。しかし、これは非常に危険。世界のどこかでパスワードが漏れてしまうと、あらゆるアカウントが芋づる式に危険にさらされてしまうからです。まずは自分のパスワードが漏洩していないか調べてみましょう。
パスワード漏洩をメアドでチェック
自分のパスワードが漏洩しているかどうかは、パスワード流出チェックサイト「Have I Been Pwned」で確認可能です。またパスワード漏洩の経路は「Firefox Monitor」で調べられます。
パスワード漏洩の有無をチェックするには「Have I Been Pwned」のサイトにアクセスして、検索ボックスに、ログインで利用しているメールアドレスを入力。「pwned」をクリックします。
すると、パスワードが漏洩していない場合は「Good news - no pwnage found!」、漏洩している場合は「Oh no - pwned」と表示されるのです。
パスワードの漏洩経路は、Firefoxのサービス「Firefox Monitor」で、パスワードがどこから漏れたかを調べられます。ブラウザはFirefoxでなくでも利用可能。登録しておくと、新たな漏洩があった場合に連絡してくれる機能も付いています。
パスワード漏洩したサイト名を表示
具体的な操作方法は、調べたいメールアドレスを入力して「データ侵害を確認する」をクリックします。すると、パスワードが漏洩したサイト名と日時、漏洩したデータが表示されるというわけです。
Firefox Monitorから新たな漏洩の通知を受けるには、画面下の「新しい侵害にあった場合に通知する。」をクリック。Firefoxアカウントを登録すると、漏洩の詳細なリポートや新たな漏洩を通知してくれます。
このほか、Chromeブラウザを使っているなら、拡張機能でパスワード漏洩を監視可能です。「Password Checkup」を使えば、ツールバーに常駐し、入力したパスワードが漏洩していた場合、警告画面が表示されます。